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マスター運行部では、UHBの心臓部にあたるマスター室で24時間365日、番組やCMが正常に放送されているかを監視し、また安定した放送が出来るようチェックを重ねています。
他にも、速報(地震やニュースなど)を送出したり、災害時などに緊急特番対応(番組やCMの変更)を行います。
また、NHKテクノロジーズへも部員を派遣しNHK札幌放送局のマスター業務を一部担当しています。
マスター業務には放送監視と運行業務とCMファイリングがあります。
監視業務
放送に映像や音声のノイズが入っていないか、番組やCMが問題なく放送されているかを確認。他にも提供・音声・字幕など、多岐にわたる項目を常に確認しています。
運行業務
これから放送予定にある全ての番組情報(番組やCM、提供・音声・字幕・番組情報など)が問題ないか、事前にすべてのチェックを行っています。
緊急の特番発生時には、事前に組まれた放送プログラム(番組・CM等の順番)を組み替える作業も行います。
CMファイリング
CMや番宣を事前に確認してサーバーへ登録し問題なく放送できる状態にする業務です。
24時間365日、放送を確認する仕事なのですが、未経験でも業務が行えるように時間をかけてサポートしています。また、緊急事態にもスムーズな対応が行えるよう、定期的に訓練を行っています。
マスターは放送局の心臓部にあたり緊張感がある部署になりますが、放送を見てくださっている方が安定して視聴できるように、日々責任をもって業務に取り組んでいます。
社員の声
マスター運行部
下川 菜月
マスターの正式名称は「主調整室」といいます。沢山の人が関わって作られた番組が、テレビで放送されるまでの「最後の砦」であり、ここから道内の各所にある送信所を経由して、ご家庭のテレビに受信されるのです。
例えば皆さんがよく目にしているものだと、ニュース速報や気象情報などの速報は、マスター室から手動で送出しています。また、フジテレビや他のFNS系列局と連携し、各地方の映像素材を衛星回線や地上回線を使用して互いに送りあったり、災害特番やスポーツの試合などで番組の時間が変更になる際、時間延長の対応をするのもマスターの大切な仕事です。
最初は覚える事が沢山あり、一通りの知識を覚えないとひとり立ちができないので大変でしたが、入社して1年が経ち、少しずつ対応出来ることも増え、責任感を持って仕事に向き合っています。
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